このコースでは、Google Cloud サービス全体で脅威の防止、検出、対応ができるよう組織をサポートする、クラウドネイティブ アプリケーション保護プラットフォーム(CNAPP)ソリューションである Google Cloud Security Command Center(SCC)Enterprise の概要を説明します。
受講していただくと、強化された脅威検出、徹底的な脆弱性管理、統合されたケース管理といった SCC Enterprise のコア機能を学べます。
また、脅威管理と脆弱性評価の基本的なコンセプトについても解説するとともに、ご自身のマルチクラウド環境で SCC Enterprise を使用してセキュリティ リスクを特定、調査、修復する方法を学べる実践的なデモもご用意しています。
Overview
Syllabus
- SCC Enterprise のコア機能とその他の機能を説明する
- このモジュールでは、Google Cloud の Security Command Center Enterprise(SCC Enterprise)の背景にある基本的なコンセプトを紹介します。SCC Enterprise の概要、現代のクラウド環境において重要な意味を持つ理由、スタンダード ティアおよびプレミアム ティアとの相違点について学びます。マルチクラウドのセキュリティに関する基本用語を理解し、SCC の基礎についてひととおりガイダンスを受けながら、ラボで実際に操作します。基本的な原理に関する理解度チェックで知識を確認します。
- SCC Enterprise の脆弱性管理機能を確認する
- このモジュールでは、現代のクラウド環境における脆弱性管理の基礎について掘り下げます。システムに存在している可能性がある弱点を効果的に特定して対処するため、リスク評価とポスチャー管理に関する基本的な機能を確認します。包括的な保護に向けて、複数のクラウド プラットフォームにわたるリスク管理の手法を学びます。 脆弱性をテーマとしたチュートリアル ラボで実際の環境に触れ、脆弱性管理の基本的なコンセプトに関する理解度チェックで知識を確実に定着させます。
- SCC Enterprise の脅威検出機能を利用する
- SCC を使用した脅威検出の技術を習得します。効果的な脅威検出の背後にある原理を学び、クラウド環境内で疑わしいアクティビティを特定および調査するスキルを習得します。潜在的な脅威に SCC Enterprise で直接対応する方法を紹介するデモを通じて、実際の動作を確認します。脅威検出のコンセプトに関する知識を理解度チェックで確認します。
- コースのまとめ
- Google Cloud の Security Command Center(SCC)Enterprise 環境について、学習または実際に体験した事項を振り返ります。このコースで取り上げた重要なコンセプトをひととおり簡単にまとめ、SCC Enterprise のコア機能、脆弱性管理の機能、脅威検出の機能に関する知識を確実に定着させます。SCC Enterprise に関する専門知識を継続的に深め、実務環境のセキュリティ課題に応用していくための手立てについて、リソースとガイダンスでヒントを得ます。
Taught by
Google Cloud Training