はじめに
このラボでは、Amazon Redshift の基本を解説します。Redshift を使用開始するために必要となる、以下の基本的なステップを実際に行いながら説明します。
- Redshift クラスターを作成する
- Redshift クラスターにデータをロードする
- クラスター内のデータにクエリを実行する
取り上げるトピック
このラボを修了すると、以下のことができるようになります。
- Redshift クラスターを起動する
- SQL クライアントを Amazon Redshift クラスターに接続する
- S3 バケットから Amazon Redshift クラスターにデータをロードする
- Amazon Redshift に保存されているデータにクエリを実行する
Amazon Redshift
Amazon Redshift は、高速なフルマネージドのデータウェアハウスです。標準の SQL と既存のビジネスインテリジェンス (BI) ツールを使用して、シンプルかつコスト効率の良い方法であらゆるデータを分析できます。
Amazon S3
Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) は、大規模なデータをどのような形式でも簡単かつ実用的に収集、保存、分析できます。S3 は、ウェブサイトやモバイルアプリケーション、社内アプリケーション、IoT センサーからのデータなど、どこからの、どのような量のデータでも保存と取得が可能なオブジェクトストレージです。
AWS のその他のサービス
このラボでは、このラボガイドに記載されているステップ以外のアクションを実行すると、エラーメッセージが表示される場合があります。そのようなメッセージが表示されても、ラボの完了に影響はありませんが、この手順に書かれたステップのアクションのみを実行するようお勧めします。
前提条件
リレーショナルデータベースと SQL の概念についての知識があることが望ましいです。
アイコンキー
このラボでは、さまざまな種類の手順と注記への注意を促すため、各種アイコンが使用されています。以下のリストは、各アイコンの目的を説明したものです。
- コマンド: 実行する必要があるコマンドを表す。
- 想定される出力: 出力のサンプルであり、コマンドまたは編集済みファイルの出力を確認するときに使用する。
- 注: ヒントや重要なガイダンス。
- 注意: 特記事項または重要な情報を表す (この情報を読み忘れても、機器やデータに問題が発生するというわけではありませんが、特定のステップを繰り返す必要が生じる可能性があります)。
- 更新: ウェブブラウザのページやリストを更新して、新しい情報を表示する必要があることを示す。